強風対策

7月から9月にかけては、台風の発生数が最も多くなる時期ですが、10月も引き続き発生数が多い月です。

9月初旬に日本列島に上陸した台風18号によって、甚大な被害を被った地域もあり、 大雨・台風の被害を想定した未然の対策の必要が改めて問われましたが、植物に関しても、台風の被害を最小限にとどめるための対策が必要です。

「支柱たて」もその対策の一つで、花茎の主枝を支柱にしばることで、強風で倒れたり、折れたりするのを防止します。

支柱をたてる際には、麻ひもを使用すると、すべることなく安定して誘引することができます。また、植物が生育し、茎が太くなると、固定のために使用したひもが食い込み、茎を痛めてしまうことがあるので、主枝と支柱の間を8の字に結ぶこともポイントです。すでに「支柱たて」の作業をしている方は、誘引ひもの切れや緩みがないか点検し、補強しておくといいでしょう。

主枝と支柱の間を八の字にむすぶ
きつく縛り過ぎない