みどりと花のボランティア懇親会編

ボランティア支援講座報告

荏原第五地域センター 第一集会室 3月26日(土)

みどりと花のボランティア 懇親会編

 

 

 気象庁による桜の開花宣言が出され、早くもお花見客で賑わう週末となりました3月26日(土)、「平成27年度みどりと花のボランティア懇親会」が開催されました。当日は、あいにく花曇りの日となりましたが、懇親会には多くの団体にご参加いただきました。

真夏と真冬の時期を除き開催された各ボランティア支援講座の報告、団体よりの活動報告、また花壇写真の展示などを通して、昨年度のみどりと花のボランティアの活動を振り返るとともに、本年度に開催予定のボランティア支援講座の内容説明や団体間での意見交換なども行われ、和やかな雰囲気の中にも活気ある懇親会となりました。

まずは、支援講座で講師を務めておられる園芸家・奥 峰子先生とともに、株分けを目的としたもの、技術・管理手法の向上を目的としたものを取り混ぜ全8回ほど開催された昨年度の支援講座について振り返りました。

株分けについての講座では主に宿根草の株分けを参加された団体の皆様と実践し、株分け後の苗は各団体が活動されている花壇に植栽していただきました。季節が巡っても毎年花を咲かせる宿根草は、長期間花壇を彩ってくれる草花として重宝するだけでなく、多くの種類を植えることで花壇の表情が豊かになります。支援講座にご参加いただき、株分けされた苗の植栽を楽しみにしていただくこと、そしてそれらの花が生長し、品川区内の花壇で同じ花々が見られるようになることは、このボランティア活動の“連携”の象徴となっていきます。本年度の支援講座の開催予定が発表されると、皆様はさっそく株分け講座の日程を確認されていました。

 

 

つぎは、団体よりの活動報告です。今回は、Vol.4でインタビューにも登場されたフェアリーガーデンさんより昨年度の活動などについて写真とともに発表していただきました。活動を通じて感じられたこと、活動を長く続けるために心がけられていることなどの報告は、多くの団体の方にとっても共感できるものだったと思います。また、花壇ボランティアの他に参加されている野菜を育てる活動のお話もしてくださり、花と野菜という違いはあっても、みどりを守り育てるという目的を同じくする活動に皆さんも興味深い様子で、収穫した野菜の写真が映し出されると会場からは歓声が上がりました。

その後は、お菓子をいただきながら歓談の時間となり、あちこちのテーブルから朗らかな笑い声とともに意見交換をされる様子が窺えました。みどりと花のボランティア懇親会は年度末に予定しております。また、その他の支援業務・支援講座に関しての詳細などはBlossom及びホームページにて随時お知らせして参りますので、今後もボランティア支援業務を積極的にご利用いただき、皆様とともにみどりと花に溢れた美しい品川区を作り上げていきたく思います。